
「そんなこと言っていないで、頑張ってくださいよ~」
この言葉、案外「ん?」とくる時あるんですよね。
私は50代です。 夫は6歳年上です。
私が、40代後半の時、夫は機嫌の悪い時期があり、
今思うと、たぶん体調がすぐれなかったのかもしれません。
「若い奴にも負けたくない、年取ったと思いたくない。」
その歳になった今、理解できること。痛感する事。
もちろん、女性は多かれ少なかれ「更年期」と向き合う時期が来ます。
「うちの嫁はんは、忙しすぎて考えとる暇なかったで~。忙しい方がええんや!」
と、あるおじいさんが仰っていました。 そんなものか、と思っていました。
40代後半の夏、デモンストレーションの荷物を車に詰め込んで、急いで商談先に向かう途中、
バタバタして出かけたため暑く、冷房に弱い私がクーラー全開で運転していました。
途中でお客様を拾って給油していると、「クーラー弱めてもいい?」と聞かれたのです。
普段は冷房に弱い私が、30分ほどクーラーガンガンでやってきていたのです。
この後、デモに行き、帰りに気分が悪くなって、別のお客様の店に倒れ込みました。
今、考えると「体温のコントロールが効かない状態」が有ったということです。
この時、婦人科で血液検査を受けると「女性ホルモンは減っていない」と診断されました。
それから、数年、現在はというと、体温コントロールに関して言えば、
寝汗がひどい夜が続く、時々ある、を繰り返す感じでしょうか。
私の寝汗は胸から首にかけて、タオルを必要とするくらいです。
検索してみると、そういう症状の場合、手足が冷える場合が多いようです。
私は、あまり感じません。
俗にホットフラッシュという「カ~ッと暑くなる」症状はないのです。
数年前に、この更年期かもしれないという悩みを10歳年下の女性、栄養アドバイスをしてくれる年上の男性に打ち明けると、
冒頭の「そんなこと言っていないで、頑張ってくださいよ~」が返ってきた。
もちろん悪意もなく、むしろ「吹き飛ばして」という希望を与えてくれる一言です。
今思うと、「あなたも数年後に私と同じ状態になるかもしれない」とアドバイスできるかもしれません。
人には避けて通れない「歳を重ねる」という実感を味わう時期があります。
仕事柄、女性営業マン一人の社内にいることと、自分のプライドの為に、公言をしてきませんでしたが、
(社内の女性社員はもちろん理解してくれています)
やはり、この仕事をしている以上、更年期の女性の少しでも参考になればと思い、書きました。
「相談できる相手」がいることが、非常に気が楽になります。
母親、姉妹はもちろんのこと、家族の場合は性別・年齢が違うけれどサポートしてくれる。
そして、先輩、同年代の友達がいてくれること。私の環境を理解してくれている友人は本当に有難い。
アドバイスもくれます。
私よりも若い年齢でこの時期を迎えている人もいると思います。
入社したころ、約12年前になりますが、4歳年上の事務員さんがいました。
その方が「私、機嫌悪い時が有るかも知れないけど、更年期なので気にしないでね」と。
非常に、潔い良いな~と思いました。
ちょっと怖かったけど(笑)、頼りになり、初めて女性営業についた私を助けてくれました。
私も、そう言い切りたいところですが、私の場合あまり「機嫌悪く」ならない状態なので言えません(笑)
更年期とは、閉経をさかいに前後5年間の時期を言うのですよ。
通算10年に「え~っ」と思いませんか?
そんな長い間、共感できる人がいないのは結構厳しいのです。
それも、人からは見えない 「何気ない状態」 でも悶々としないで、誰かに相談してください!
体調がすぐれないと、気弱にもなります。
誰かに理解してもらってください。
私はこの2か月間、公私ともに多忙だったのでバランスを崩してしまったようです。
もちろん、この機会に食生活見直し、栄養バランス、勉強&実施中です。
米国出張中、おろそかだった大豆生活も量を増やしております。
写真はアンゴラ兎です。天敵です(笑)
私のアレルギー源です。長年症状があります。今年はひどい(泣)
ここ2か月の体調不良のきっかけかもしれません!
先日、血液検査してきました。
可愛くて、洋服も暖かくて肌触りがいいのですが、身体は拒否するんですよ~。
では、来月ご報告出来ると思います。