

ミラノ万博での〝三重県WEEK″に参加してきました。
メイン会場は日本館のイベント広場。 オープニングは7月1日です。
この会場とは別に、中心部より南に降りた"Cascina Cuccagna" にて6月24日から2週間のテストマーケティングとイベントでした。
ここはミラノ市運営の施設で〝Un Post a Milano"という有名なレストランもあります。

弊社は、28日の夜に会場に到着し、お祭りイベント最中に合流。なんと偶然、四日市勢が集まっていました。
ガーデンテラスで蚊に刺されながら、軽めの夕食、といっても既に21時を過ぎていましたが、ミラノではこの時間がディナーのスタートです。 まだ薄明るい感じで日本であれば19時過ぎの感じでしょうか。

さて、29日は、和食材輸入大手のユニオントレード様のWearhouseにて商談会。というよりプチ展示会でしょうか。
ここは、まるで、コストコのような、天井まで数段の棚にパレット毎どっか~ンと商品が並ぶ中から、大きなカートにレストラン関係者が購入していくスタイルです。
ミラノの和食レストランのオーナーの90%以上が中華系の方々。
10%未満が日系のオーナーやシェフということです。
ミラノ在住16年のK女史の的確なアドバイスのもと、有望なレストランオーナーを捕まえてきてくれて、上手く説明してくれる。
そう、彼女は既に弊社商品の特徴を飲み込んでいるのでした。 脱帽です。
ユニオントレードの仕入スタッフ、営業マンにもすかさず。
そして設立以前からのご友人というユニオントレードの社長もにこやかに好意的に「即決採用」となりました。
やった~。コレで目標達成! いえいえ、これからです。

そして終了後には、K女史に紹介してもらった Sushi B のエグゼクティブシェフに会いにいきました。
ちょうど「豆腐」についてスタッフと協議していたところで「即決採用」となり、拍車がかかった状態となりました~。
このお店は、やはりミランの本田選手も常連さんのようです。

我々は早めの時間のアペリティーヴォをいただきました。
食事前の軽めスタイルです。
ミラノではこのような食習慣があるのですね。勉強になります。
お味も、盛り付けも素敵です。
私は、ミラノの和食に初めて触れたわけですが、ここは相当高級だと後で認識しました。
三日目の夜に庶民の和食レストランに行きましたが、う~んって感じ。
でも、なかなか流行っていて、女子会をやっていて騒がしかったので、早々に切り上げました。
翌30日は、Cascina Cuccagna にて常駐の日。
15~21時の予定ですので、ミラノ市内市場調査に出かけました。
最後の晩餐で有名な サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会を目指して出発。予約必須で断念。

目の前で行われている「ジャパンサローネ」(バナーにはにっぽんサローネとなっているが・・・、しかもイタリア語ではジャポネなのだが、謎)を見学。
食品メーカーさんや、電気会社、日本酒のコーナーがありました。
とても綺麗な会場で中庭も素敵です。 他の写真は番外編に掲載しますね。

さて、会場です。暑い中、興味津々で皆さん廻ってくれます。
現地スタッフさんがにこやかに対応してくださいます。
特に試食を出していた香味塩が好評でした。
ミラノはファッションも街ですが、市内ではファブリック、家具の店もよく目にしました。
陶器への興味も深く、シンプルな萬来鍋を手に取ってくれました。

日本館での三重県イベントのオープニングです。
知事の挨拶。 伊勢志摩サミット決定し、それを盛り込んだ三重県のイメージ動画。

相可高校と京都吉兆のコラボキッチン。 リハーサルから拝見していましたが、学生の皆さんのキリッとかっこいいこと!
三重県の未来は明るいですね。 4日間午前午後の数回、ステージで調理をするそうです。スゴイです!
我々年長者は暑さにやられてクタクタなのに・・・・・
若者の為にも、今我々社会人が三重県を上昇気流に乗せていかねばなりません。
出汁を聞かせた鯛めし茶漬け。
「三重県関係者はご遠慮ください~」の声でしたが、ちゃっかりいただいちゃいました。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
この日の夜は Cascina Cuccagna にて レセプションがあり、弊社の萬来豆乳を使った料理を京都吉兆さんが作ってくださいました。
残念ながら、弊社はパリへ移動の必要がありましたので、参加できなかったのですが、
総料理長の徳岡さんと打合せをさせていただき、お任せしてきました。
ミラノ万博はますます盛り上がっているようです。
Sushi Bのシェフからも期間中のイベントで使いたいとオーダーの相談が有ったと連絡が来ました。
鈴木知事も、三重県スタッフさんも、弊社のBanraiが早々に採用になったので、とても喜んでくださいました。
皆さま、有難うございました。 更に拡販に努めたいと存じます。
番外編に続く。
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