
(画像は弊社とは何ら関係はありません)
最近、
「無添加の豆乳をさがしていて、御社にたどり着きました。色々質問があります。」
「他社豆乳(豆腐が作れると明記)と他社のにがりを購入したのですが、うまくできません」
「防腐剤が入っていないのに、なぜ賞味期限が長いのですか?」
等々、3名の方から同時期にお問い合わせがありました。
ありがたいことです!
萬来豆乳(ロングライフ)はDAY+365日の賞味期限があります。
弊社は7種類の豆乳を扱っており、それぞれ特徴がありますが、
その内、冷却豆乳500ml(賞味期限2週間)と萬来豆乳の2タイプを本社で保管、一般の消費者に方々にも販売を行っております。
主に、業務用として販売しておりますので、このようなお問い合わせはひじょ~に新鮮なんです!
展示会等では、声がかれるほど説明をするのですが、
私、事務所にいると、このようなお問い合わせのメール返信、お電話にお答えするのが大好きです!
と、今気づきました(笑)
この方は、何を求めているのか?
何にポイントを置いて説明を始めると良いか。
まだ、時間の余裕がありそうなら、もう少し専門的な話もしたほうがいいかな~?
「どうやって豆腐お作りの予定ですか?」「道具は?」 なんて、萬来鍋に誘導したりもしますが(笑)
さて、表題の「防腐剤なしで賞味期限が長いか?」ですが、
アセプティック充填だからです。
滅菌する→菌がない→酸素が無い包装→尚且つ「便利な注ぎ口をが無い」→安全
また、賞味期限も開発当初は6ヶ月→9か月→1年と更新してきました。
使用大豆を変更するなどして、より凝固しやすく美味しい豆乳になっているわけです。
そういえば、表題の質問の際に「窒素ガス」を思い出しまして。
前職はガス会社に少しだけ務めておりました。
溶接用のアセチレンのガスボンベを倉庫で転がしたり、溶接棒を運んだり(小さいけどめっちゃ重いんです!)、
救急車が来ると、ご案内したりしておりました。
新人がある時、
「かつお節パックの詰め放題が得意なんです!ぺちゃんこのばかり選ぶんです。」
すると、部長が
「あほか。窒素が少ないのばっかし選んどったら、風味が落ちるやろ。」(三重県弁)
そうなんです、酸素を寄せ付けないための窒素ガスの量が少ないとそうなるらしいです。
ペットボトルの口の少しの隙間にも窒素ガスが入っています。
このように、食品の鮮度を保つためにも色々な工夫が有るわけです。
そしてそして、夏の日に、酸素ガス充填あたりを通ると涼しいので、ウロウロしていると叱られました。
「洋服に酸素が一杯溜まると危ないぞ!」
後日、実験してもらいましたが、充分酸素を含ませた小さな布がビーカーの中で「ボッ!」とえらい勢いで燃えました。
「空気と酸素は別物なのね・・・・・。あ~こわっ。」
あとは、皮膚科用の窒素ペレットとか、水素ガスとか、いろいろ面白かったな~。
案外、今の仕事にも役立つ話題もあったのね♪
無駄なことは一つもない、ですね。
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